タナゴ竿作り竹選びタナゴ竿作り口巻き4尺高野竹タナゴ竿
もう12月に入ってしまいましたので何やら慌ただしく成りますよね。
皆さんは何から始めてられていますか?

さて今回もまた高野竹で4尺のタナゴ竿を作っていました。
いままでタナゴ竿作り方などを写真などでご紹介して来ているので、
今回はタナゴの竹竿を作って感じた事や思った事を書いてみる事にします。
先ず最初の頃に使っていた竹は孟宗竹の枝を使って作っていました。
これはタナゴは小さい魚なので非常に柔らかく粘りの竿が合うと思っていました。
この竿は掛かると楽しいのですが手返しの早い小さくアワセる釣りには合いません(汗)
次に使った竹は稚児寒竹に布袋竹の握りなどで作ってみていました。
この竹は節間が短く節高なのでチョット武骨で趣の有る竿なのが気に入っていました。
それと1本の竹を寸法切りして継ぐので自然とバランスが保たれた感じに作れましたね♪
そして今、現在は高野竹を使って印籠継ぎや並継ぎを作ってみています。
この竹は穂先に使える部分が無いので削り穂先を使っていますが張の強い竹で、
節の位置や太さを合わせ何本かの別々の高野竹を選んで継ぐようにして作って行くので
組み上がってみないと竿の調子が判りません。そんな所が楽しくて色々作っています♪
そんな中ですが在る先輩タナゴ師の助言が竿作りの考え方に大きな変化をもたらしました。
まだ感覚的ですがその助言を元に今回の高野竹の4尺タナゴ竿に組み入れてみました(*^^)v
この竿の長さが生かせる春の乗っ込みの小川での実釣が楽しみです♪